


噛み合わせがずれていることや、そのずれが歯以外にも影響を及ぼしていることに気づいていない方が大勢いらっしゃいます。ご自身の噛み合わせが理想的なものかどうか、
いま一度こちらでチェックしてみましょう。
特に、噛み合わせが深い(上の前歯が下の前歯にかぶさっている)場合、一見歯並びはきれいでも、下あごが内側に入っていることで二重あごになったり気道が圧迫されたりするほか、耳鳴りや顎関節症、頭痛や肩こりなど全身の症状につながることがあります。
ただし、噛み合わせが原因で体に不調をきたすというのは事実ながら、どのような経過をたどりそうした全身症状の原因になっているかは、科学的に証明されていないのが現状です。
したがって、あくまでも医科の治療を優先するべきですが、改善されない場合、歯科で噛み合わせの治療をすることで症状が改善されることも少なくありません。思いあたる方は一度歯科医に相談されることをおすすめします。

矯正について、多くの方は不ぞろいな歯並びを、きれいな見た目にすることを第一に考えられている場合が多いようです。しかし、当院の考える矯正は見た目だけを求めるのでなく、当院が理想とする、ずれのないバランスの良い噛み合わせを目指して矯正することで、結果としてきれいな歯並びも得られるものと考えます。
もちろん、きれいな歯並びが得られれば、歯みがきがしやすく、虫歯や歯周病になりにくくなり、高齢になっても自分の歯で噛める率が高くなります。(実際、高齢で歯の残っている本数の多い方は、みなさん、歯並びのきれいな方が多いです)
さらに、笑ったときに歯ぐきが見えるガミースマイルに悩んでいる方をはじめ、笑顔に自信を持てるようになり、毎日が楽しく、はつらつと暮らせるようになるといった、精神面で大きなプラスがあるのも利点のひとつです。

当院ではブラケットまたは透明なマウスピースを用い、あるいは併用して治療します。患者さまに矯正期間を少しでも快適にすごしていただけるよう、目立たない装置をオプションではなく標準としてご提供しています。
ブラケット
目立たない半透明の「セラミックブラケット」と白い「エステティックワイヤー」を用います。
アクアシステム
「アクアフレーム」という取り外しできる透明のマウスピースを用います。

アクアシステムについて詳しくはこちら
また、歯を効果的に動かして矯正期間を早めるには、ミニインプラント(2本まで追加料金なし)を実施し、矯正装置と併用することもあります。
矯正後の保定期間にはホワイトニングを施し、きれいな歯並びとともに輝く白い歯が得られます。

症例によっては、当院が理想とする治療の目標※と、患者さんの理想とする歯並びとがくいちがうこともあります。また、噛み合わせは癖や生活習慣を直さないと再発の可能性がありますので、歯科医まかせだけでは完治しない治療といえます。
なにより、治療そのものは患者さまの不調を解消するためであっても、症例や治療方法によっては患者さまにとって辛く、一時的に苦痛を伴う場合もあります。特に、長年噛み合わせがずれたままの場合など、訴えのある歯だけでなく、全体の治療が必要になることも少なくありません。実際、患者さん自身が気にしていないところに問題があったり、想像している治療方法とは異なる治療が必要となったりすることが多いものです。
そこで、当院では治療に着手する前に十分な説明をし、患者さまが納得されたうえで治療いたします。患者さまのご希望に沿わない治療を無理にすすめることはありませんので、ご安心ください。噛み合わせの治療方法はさまざまです。患者さまご自身が一番良いと納得できる方法を選ぶお手伝いができればと思います。
大まかな治療の流れについては、無料相談で十分にご理解、ご判断いただけると思います。お気軽にお問い合わせください。
※ご希望により、矯正後のゴールイメージを模型でご覧いただくこともできます(別料金)。